熱中症と暑気あたりの見分け方がわかりました

先月に発見した「時邪を利用した切り分けツール」で五気に対する季節の治療も見分けられる件ですけど、慣れてくると真夏なので五気での治療が昨年よりかなり多く見つけられています。そして治療成績が抜群です。
陰経と陽経を交互に摂按し、どちらが落ち着いたのか判定し難いときに五気の治療が当てはめられるというのが発見で、季節に応じた経絡とその経血から射法をします。それでもどちらも落ち着ききらない脈状を観察していると、まだ脈の不沈の違いがあります。
真夏だと夏バテ(暑気あたり)が五気の治療と重なるのですけど、渋って沈んできてしまいます。これが逆に浮いてくると熱中症で五気に該当しています。特に熱中症の場合は「前触れもなく突然このひどい症状に陥ったのだろう」と問診すれば、その回答が得られます。夏バテの場合は一般的なことと同じで、体調が落ち始めたなら抵抗ができなくなってしまい不調が続いているかを問診で聞けば回答に繋がります。