同じ箱の中でも

 それから新患さんの半分が肩関節の亜脱臼であり、その多様性が勉強になっています。
 脉状の特徴というものはまだハッキリしていないのですけど、今さらですがある角度までは挙上できるもののそこからは痛みがあり、手伝ってやると難なく挙上できてしまうというのが一番分かりやすい聴講です。
 西洋医学では検査データに出るはずがなく、肩関節の痛みでレントゲン撮影して写らなければ「はい五十肩」と、箱の中へ放り込むようにまとめてしまっているのでしょう。ウサギの種類が違っていてもウサギの箱にまとめられていればまだましですが、狼の箱へ入れられてはどうにもならないですからね。

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