アンチウィルス派の本を読破はしましたが

先日にアンチワクチン派の本も紹介があったので勉強のために聞いていると書いているのですけど、今朝に読み終えました。やっぱり最後まで吐き気を感じる、重箱の隅をつついた数字の拾い上げであり、「それだったならどうやって新型コロナを治すんだよ」と突っ込みを入れても、受け入れるしかないとだけでした。
「あんたは十分に老人だからそれでいいのかもしれんけど、未来を紡ぐために病気をなんとか最小限の被害で防ごうと努力しているのに」という基本スタンスが、医者の立場でありながら自分本位で理解しようとされていないとしか私には思えませんでした。確かに行き過ぎたワクチン行為があることも事実ですし、実験段階では有効だったのに実社会へ出したなら逆効果で中止されたものもあるのですけど、それも一つの努力です。努力を放っから否定するなら、医療行為そのものも否定しているのでしょうか?

最後にはマスクだけでなく、うがいも手洗いまでも無効だといいます。マスクに関しては感染防止にはあまり効果がなく人へ移さないことが主目的と最初から公式アナウンスですし、うがいも上気道の炎症を沈静化させる効果は実証されています。最低でも体調は持ち直します。そして新型コロナはエンベロープを持ったタイプのウィルスなので、水分に触れると膜が破れて動作を停止します。考え方は自由ですけど、あまり人へ押し付けるようなことはしてほしくないものです。