まだこれから最終日の仕事が始まるところなのですけど、新型コロナに振り回された2021年も無事に治療に携わることができ、皆様に感謝です。新型コロナで身体がもろくなっている現状、今はまだ沈静化のほうが優先ではあるのですけど来年はもっと大きな問題になるかもしれません。
今年の一番大きな変化は、日本伝統鍼灸学会の理事になったこと。「なった」のではなく「なってしまった」なのですけど、開業して少し軌道に乗ってきたところで漢方鍼医会へ参画することとなり、盲学校時代も自分の世間の狭さに何度も恥ずかしく思ったことがあったので、鍼灸の世界では常に他の学派のことも気にするようにと伝統鍼灸学会への参加を心がけていたなら思わぬ役員が回ってきてしまいました。雑用係ですけど、後進育成のためにしばらくは頑張ってみます。
治療に関しては手法のことが気になり、衛気の瀉法について即刺徐抜のために呼吸と合わせることをやったならうまく行ったので、補法の徐刺即抜にも呼吸を取り入れようと半年近く研究して、やっと滋賀の人たちにも追試してもらえる段階までたどり着けました。自画自賛にはなりますが、呼吸と手法を連動させると経絡の操作がよりダイナミックになり、なおかつ初心者が実感できるほどの動きとなりますし、「天の気」と「地の気」をもらってきて合わせて押し出すだけに自動的になってくれますから術者の気を使うことがなくなるので、治療家の健康を守ることにも繋がります。
結局の所元の形に戻ってきているだけなのかもしれませんが、初心忘れるべからずです。本部との乖離が生じていますけど、本部のやり方には矛盾があるのでしばらく勝手に研究をすすめるつもりです。