逆に情報を遮断?

 午前中に来院されていた今日で治療終了となった患者さんは先天性股関節脱臼だったのですけど、DVDでの「ていしん入門」まで調べてていしん治療であることを確認されてから来院されました。
 それですから徒手強制などは元々する気はなかったのですけど余計に本治法と標治法の「鍼のみ」にこだわり、今日は一ヶ月間の経過観察だったのですけど合計九回で綺麗に痛みが消失しました。証は肺虚肝実証でした。
 先週に京都の医大病院で定期検査を受けたなら骨の状態はあまり変化がなかったのですけど、「痛みがない」と伝えたなら「300人に一人の特殊だ」といわれたそうです。
 鍼灸治療のことを伝えたかと尋ねたなら伝えていないとのことで、理由はご自分の診察意外機嫌が悪くなるお医者さんが多いからとのことでした。高圧的な態度をしていると、逆に情報を手前で遮断されているかも知れないと、自分のことも反省したのでありました。

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