ソ連の亡霊は一掃されるべきなんでしょう

ウクライナへロシアが一方的に進軍しているニュースは毎日心が痛むのですけど、「一体どの情報が正しいの?」というところがあります。ロシアからの情報は、ほぼ嘘でしょう。ウクライナも正しい情報だけを流しているとはとても思えず、情報も戦争の一分になっています。古くは太平洋戦争での大本営発表というのがありましたからね。
ただ、ここへ来て私の予想していた展開が現実と近かったのではという証拠が出てきました。衛星写真からロシア軍が国境へ配備していたほぼ100%の戦力をウクライナ国内へ進めたというのです。明らかに思い描いたシナリオとかけ離れて、力押しの発送にしかなっていないのが読めます。学生野球漫画の展開みたいです。
あれだけの大部隊を敵国の中へ突っ込ませたなら、水や食料の補給ができなくなってしまいます。弾薬を打ち尽くす前に完全勝利ができると踏んだのでしょうか?いや、補給がうまく行かないので苦し紛れの行動でしょう。実際にウクライナからの攻撃のかなりが補給路の素子に向いているということであり、制空権を完全に抑えていない間に大部隊を送ってしまったその時点で、作戦は大失敗だったのでしょう。「戦闘開始から半日あれば制空権は抑えられるのですぐ進軍せよ」と最初の命令にあったからでしょうか?
けれどけれど、ウクライナだけでなくロシアにも死ななくても良かった命がいくつも散っていること、その損害が一番大きいのです。ロシアは今後国の形がなくなるほどに経済制裁が続いてしまうでしょうけど、これを機会にソ連の亡霊は一掃されるべきなんでしょう。