ウクライナでの戦闘はロシア側が「破れかぶれ」という感じになってきていて、戦略的には完全敗北の道しかないのに戦術的にはまだ腕っぷしの強いコマがいくつか残っているので、それらが暴れるのが止まっていないという状況のようです。けれど20万人の兵士の補給はあまりに大変であり、暖かくなりましたから輸送路が限られてしまうので戦術的にも半月後にはウクライナの勝利と思われます。日本からは何もできないのが、悔しいところです。
それよりも昨日から気になるニュースは、中国でのコロナ感染爆発。北京オリンピックの期間中は数字を隠していたのでしょうけど、住民を家から出さない背作もしていたのでその反動で感染爆発を起こしてしまったのかもしれません。そして北京からは遠い香港や甲州での感染爆発は、何を意味しているのでしょうか?
少なくとも中国経済は自ら急ブレーキをかけることになり、ロシアの支援などとても手の回る話ではなくなっています。まして大多数はアフターコロナへかじを切りつつあるこの時期、中国だけが逆方向へ舵を切るというのは近い将来の予測もできなくなってしまいました。ゼロコロナを中国が転換すれば話は別ですが、2022年はcovid-19が発生した以上にインパクトのある一年になってしまうかもしれません。