オミクロンからの後遺症が概ね判明できました

オミクロン株から新型コロナの観戦経験の患者さんは大幅に増えて、そして「どうもその後の体調が」というケースも増えているのですが、概ねの傾向がわかってきました。
要するに熱が内部にこもってしまい抜けない状態、真熱と表現すればすぐわかることになっているようです。心熱と書いてもいいかもしれません。六菽くらいまでは上がってくるのにそれ以上に上がってこない、そのくせ分厚い感じのしている脈状で診断できます。
手足が冷たくなったと言われたケースは有りましたが、ちょっと困ったことに冷えのぼせという自覚がほぼありません。けれど標治法の途中から「頭が詰まっていた感じが抜けた「という感想は毎回聞きます。
冷えのぼせに対しては、基本的には本治法の選穴で対処します。標治法では、下肢へ気を導くように施術します。まだこれは個人技ですが、ゾーン処置という標治法のテクニックを用いれば、さらにかんたんに対処ができます。