圧倒的な治療力だからできたことですけど、本人の将来のためですから

二日前の初診で大激怒をさせてくれた女子高生、完全服従を誓わせることで治療再開となりました。圧倒的な治療力だからこそできたことですけど、本音は本人の将来を考えての態度をしただけです。
主訴としては両膝外側の痛みが一番つらいということだったのですけど、脈状からはもっとあちこち痛みが波及していることがわかりますし、膝を触診すると膝窩も膨れているので「自分でどこが痛いのかハッキリしていないのじゃないか?」と質問をしていると、やはりそうです。シンスプリントも確認できました。
つまり、最初に痛めたのは腰であり続いて臀筋に負担がかかってシンスプリントも発生して、その痛みを隠して練習を続けていたので膝も痛くなってどうしようもなくなったというのがストーリーです。シンスプリントは軽く触るだけで診断できるのに、スポーツ専門にしているような整形外科でないと画像診断しかしないようです。
それで標治法は腰部と臀部に集中して歌詞には全く手を付けなかったのに、できなかった屈伸ができるようになり自発痛も半減です。これだけ短時間で結果を見せつけているのに合宿に参加しなければといいますし、練習を続けなければレギュラーがと言いはります。春休み前半は完全休養で一学期から本格復帰と提案しているのに聞く耳を持ちませんから、「予約は受けない」と激怒して返したのです。