やれやれ血圧計の問題が解決です

もう電子血圧計は市販品で大量にはあったのですけどまだ精度が低いということで、開業をした35年前にはまだ水銀柱の血圧計を使うのが当たり前であり、一つ持っていたのですけどいつの間にか聴診器のゴムは風邪を引いており水銀も途切れてと使えない状態になっていました。
特に血圧測定が必要だという患者さんも多くなく、あったとしても病院や家庭で日頃から測定されている人ばかりですから鍼灸院なのに常備していなかったのですけど、6月に血圧の薬は飲んでいても突然の高血圧になっている自覚のない急患さんがあって肝を冷やしましたから、すぐアマゾンから購入したはいいですけど間違って3つも届きました。
2つはすでに無料で譲渡をして、手首付近で測定するタイプのものを残したのですけど、これが無茶苦茶な数字になってしまいます。まずは手背側に本体をセットしたのですけど軽く200をオーバーしてくれますし、エラーにもなってしまいます。最高血圧が200を超えていたなら頭がふらふらして、人の治療をしているどころじゃないので絶対におかしい。低血圧のパートさんでさえ、高血圧の数値になってしまっています。
英語の簡単な説明書しか付属していないので装着している図を見てもらうと、本体の設置が首相側になっているのでひっくり返したなら、30ほど数値は下がりましたけどこれでもまだおかしい。そこでさらに図を見てもらうと左手に装着されているということで「どっちでも差はそこまで出ないと思うけど」と疑いながら左手に交換してみると、ほぼ正しい数値に。何度か再測定しても大丈夫ですし、パートさんにやってもらっても普段の数値でした。やれやれ、血圧計の問題が解決です。