今頃からサヨナラ満塁ホームランはないのですから

「禁断の果実」に手を出してしまったロシアは、遥かに予想を上回る国民からの反発に自らゲームオーバーを早めているようです。しかも、入ってくる情報は強引に動員兵とされた人たちが訓練もなしに最前線に送り出されていくというものであり、移動中に攻撃を受けたりその場で脱走したりと全く戦力になっていないらしい。むしろ捕虜に食料や寝る場所を与えるウクライナの新たな負担になっているくらいとか。
例えるならバスケットで最初圧倒的に有利だと言われ、開始こそ抵抗力の強さに面食らったものの前半は力技でダブルスコアになっていたのに、後半に色々歯車が来るって今は逆のダブルスコア状態と言えるでしょう。バスケットは野球と違いますから今頃からサヨナラ満塁ホームランのようなことはありえないので、ゲームセットを待つのみです。有能な監督なら控え選手の経験の場に変えるとか明日につながることを最後はするものですけど、そうしないのが権威主義の国です。
ましてウクライナの4つの州を見せかけの投票をして併合宣言を出した明くる日に、一つ放棄せざるを得なかったというのですから自ら戦況を悪化させてしまいましたね。一番いいのはロシア国内で革命が発生して、さらにいくつかの国に分割されて元通りにはならないことでしょう。