五気と六気の落とし穴に、見事にはまっていました

ちょっと馬鹿な話なのですけど、「時邪を応用した切り分けツール」は六気の変化を利用して行うものであり、五気とズレの生じる時期が出てきてしまいます。
しかし、「季節の治療」というのか時邪の影響があまりに大きすぎたり突然の変化に身体がついていけないときには五期に応じて瀉法を行うと著効になるのであり、いつのまにか季節としては五期を間違わないようにばかり気が取られていました。
そして今月に入った頃から、切り分けツールを活用しようとしてもあまり目立った反応が出てくれないので普通に菽法脈診から病理考察とオーソドックスにやっていて、これはこれで切り分けに頼っていた癖を修正して病理考察を描きやすくなったのですけど、そうなってから初めて五の季に時間が流れていたことに気づいたのでありました。もうすぐ土曜に入るのでこれを間違わないようにばかり考えていて、大きな落とし穴に自分でハマっていました。