明日の研修での下顎処置

明日の滋賀漢方鍼医会では先月に続いて下顎処置の実技をするのですけど、一つは処置を行うタイミング。
タイミングについては一度で結論は出せないものの、オトガイ隆起の直下に硬結があったものは確かに最初に処置をしてしまう方が後始末が楽というのか、本治法の効果が高められている手応えです。けれど本治法の直後のほうがいいかも知れません。
そしてもう一つ、二木式奇経鍼の持ち方なのですけど下顎骨の下側へ潜り込ませるような押し込み方をするので少しでも力が強いと痛みを与えてしまうため、邪専用ていしんのタッピングのときよりも自死を鍼先より出しておく必要があるようです。しかも自死を軽く添えるのではなくしっかり添えるように持つことがポイントのようです。