ロシアの内部崩壊、こちらは本当に始まっているようです

ウクライナでの戦闘は9月に東部を一気に奪還したことで形勢逆転し、ロシアでは部分動員が開始されて国内大混乱ということで10月にはほぼゲームオーバーになるのでは解きたいだけはしていたのですけど、実際には軍隊の力があまりに大きすぎてロシアはまだイランや北朝鮮からの補充もあって攻撃力をぶり返してしまっています。
けれど「永遠にロシア」と勝手に併合を宣言した南部ヘルソンからの撤収を正式に発表し、まだ揺動の危険性はあるものの政治的なダメージは確かに大きいでしょう。少なくとも足元を揺さぶられている強硬派の足並みが、さらに乱れてしまっています。
そこへ予測通り、ずっと酷い扱いを受け続けてきた一部の共和国から独立宣言が。あまりロシアのことを詳しくは知らないのですけど、あれだけ広大な国土を持つのは地下資源が豊富な地域を抱え込むためのものであり、モスクワやサンクトペテルブルグは都会というだけで取り残されれば逆に何もない土地なのだそうです。地下資源が豊富な地域は、今のうちから独立を表明してロシア崩壊後の貧困に巻き込まれないように防衛策を施しておくこと、最もなことでしょう。