押し流す奇経操作2

妊婦さんで任脈を八会穴の列缺と下顎の流注上からの操作をどちらもさせてもらい、八会穴は奇経全体を活性化させ流注上のものは沈殿しているものを押し流しているという仮説がある程度証明できました。
この仮説で産後の新米お母さんの乳腺炎は列缺よりも下顎の流注からの操作のほうが成績が良く、検証の段階へ進めそうと思っていたなら、今度は大胸筋が腫れてしまい自発痛で苦しいという男性が登場してきました。
無茶な筋トレでもしない限り大胸筋が晴れるのは打撲くらいなのですけど、本人には覚えがないということです。でも、これは打撲でしょう。ということは正経から奇経へ余分が沈殿してきているのであり、下顎から任脉の流注を操作するとリアルタイムで腫れが小さくなり痛みも半分になってしまいました。次はどんな検証ができるのか、楽しみです。