治験発表の重要性、本部は未だに気づかず

次の日曜日が滋賀漢方鍼医会の月例会であり、三ヶ月連続での治験発表のラストにはなります。今後は会員へ等しく回していくのではなく、臨床家の先生が問題提起を含めて適当に担当していく形式の予定ではあります。
東洋はり医学会で治療の流れというものを把握できたのは、治験発表が地方に加えて本部では普通部と後頭部で3つも毎月行われており、レベルに応じた対応を豊富にきかせさもらっていたからだと今更ながら思い出します。初学者の頃、少し背伸びして高等部の治験を聞くのが好きでしたからねぇ。
それが漢方鍼医会になって、当初は漢方はり治療そのもの画形すら見えなかったので仕方なかったのですけど治験発表を行わず、そのうちに研究部の大きな発表ができない人の救済策に使ってしまったというのは間違いでした。
治療の流れを見えるようにと治験フォーマットを提案したのですが、(ここではあえて酷い悪口で表現しますが)本部のあほどもが項目をいくつも削り、さらにベテランが必ず毎月発表をしていくことを一度は認めたのにすぐひっくり返してしまわれました。シンプルにフォーマットに則った治験発表の重要性、どうしてわからないのでしょうか?