「押し流す奇経治療」、帯脈の手応えは

先週の水曜日はシルバーウィークの中にあったとは言いながらも、元々が予約枠いっぱいになっていたところへ次々に電話が来るものですから20人を越えてしまっていました。
その反動ではないものの今週は余裕があり、涼しくもなって余裕での仕事になっています。でも、頭の中は昨夜にやっとたどり着いた「押し流す奇経治療」の帯脈のことで一杯ではありますが。
うまい具合に?腰痛の男性患者が連続しており、しかも帯脈が硬結になっています。背部標治法の仕上げ段階で帯脈流注場を直接押し流し、仰臥位になってから左右どちらかの衝脈も押し流すと期待通りの変化でした。動きも非常に良くなっていました。
余談ですが私が初めて「医道の日本」誌に投稿したのは帯脈流注上へ毫鍼を直接打ち込んでいくと効果が高いというものだったのですけど、帯脈の流注へのアプローチは正しかったのだと改めて確認できています。