やったぜ、プロの技術が上回りました

 「押し流す奇経治療」を患者さんを驚嘆させるアイテムとして活用しているのであり、これは営業活動となります。「えっ、顎でこんな症状が回復できるの??」というのは、他人への宣伝効果としては薄いものの本人には強烈な印象となるので、他での治療を考えなくできているでしょう。
 仕事が変わったことから発生してきた腰痛だと本人からは聞いたのですが、腰椎の亀裂骨折が発生していたのであり一日ずっと自発痛が続く上に前傾姿勢が全くできないというのは、頭の回転が速い人ですから「こいつはちょっと違っているぞ」と気づかれていました。普通なら簡単に理解されないところ、合点がいったという反応です。
 この反応、こちらとしてはちょっと悔しいところもあるので骨折は瀉法鍼で処置するとして、帯脈の反応が出ていたのでまずは帯脈流注だけ押し流しておいて一度起き上がってもらいました。これだけでも劇的に痛みが回復していたのですけど、顎から衝脈を押し流してやるともっと軽く起き上がれるようになったので、これには驚いてくれました。やったぜ、プロの技術が上回りました。