軟着陸できそうです

 午後の仕事中にiPhoneでメールの簡易チェックをしたなら、一気に気持ちが下がってしまう宣告分のようなものが…。
 昨年にあれだけ頑張ってチームも組んで協力してもらった伝統鍼灸学会の50周年記念し、その展示データがサピエへはとてもアップできない、アップするなら別のところへ頼んでほしいというものでした。
 まぁ点字使用者ばかりと言いながらも分かち書きの訓練を受けたわけではありませんし、その前に元々の抽出できたテキストデータが不鮮明なので正しい点訳になるはずがなかったものですから不揃いはわかっていたのですけど、サピエにアップするならきちんと揃えられたデータでなければならないのだそうです。これは誤算でした。
 仕事の隙間で点字図書館へ電話をして直接話しをしてみると、Wordファイルのものはきちんとしていて量も限られていることから一部のみの点訳という形にすればアップできることがわかりました。欠落している賛助団体の文章も、今なら追加の点訳ができます。
 そして残りのPDFから点訳したデータは、独自にホームページを通じての配布が可能(ダウンロード可能)ということなので、努力が水の泡になってしまうこともなくなりました。これは自分でホームページが書けるので、ダウンロード操作もさせられることからできたことではありますけど。
 そして、この程度であれば作業の料金を学会の方へ回すこともできるのであり、透明感のある作業として軟着陸させられそうです。ますます時間はなくなってしまいますけどね。