稽留流産、知りませんでした

 稽留流産という言葉をじつは知らなかったのですけど、胎児がなくなってしまったあとも排出されず子宮内にとどまってしまう現象のことだと医学大辞典にもありました。最悪はミイラ化してしまうこともあるとかで、しばらくは様子を見て自然排出されるのを待つのですが手術になることも。
 この稽留流産で手術が回避できないかと年明けの初日に頼まれたのには驚いてしまい、こちらの知識不足もあって治療結果には自信は持てないのだと断りつつ、本日に結果報告を受けたなら二日後に出血があり排出されていたそうです。
 プライバシーに触れてしまうのでこれ以上詳しくは書かないですけど、証決定は五期の時邪を処理しています。一ヶ月前なので陰谷からの瀉法でした。本治法の力だったのかたまたまだったのかはわからないですけど、それでも手術の予定が入っていたくらいですからそのままでは自然排出はなかったでしょうし、とりあえず希望が叶えられたので安堵しました。
 出産を希望されているので、今度は妊活ということになるのですけど本日も数脈で跳ねており時邪の処理ということで大敦から瀉法を行っています。ていしんでの瀉法、今さらですけど非常に影響力があります。