別のぎっくり腰が発生していました、こういう時こそ本治法です

 いやいやいや、びっくりしてしまいました。昨日の朝にぎっくり腰の治療をした患者さん、今朝は尾てい骨周囲が痛すぎて立位になれずほとんど四つん這い状態で来院されます。
 そんな普通のぎっくり腰程度にしか診断しておらず寝起きも楽になったということだったのにということで、脈診だけではすぐ見抜けなかったのですけど標治法になると仙骨部で別のぎっくり腰が発生していたことが判明。
 強い治療は避けるべきということで骨盤矯正せず寝返りしてもらうとすでに痛みは半減しており、そのまま立ち上がってもらってもゆっくり歩けるところまで回復してくれていました。これは間違いなく本治法の力があってのことです。ついつい標治法のあの手この手を継ぎ足したくなるのですけど、困ったときほど本治法だけに絞ったほうが解決策が見つかるものです。