熱中症がオンパレード

 前メールでも「夏がここをピークに後は緩やかになってくれればいいのに」のように書いたのですけど、一気にこれだけの猛暑ですから本日は熱中症のオンパレードという感じでした。気づいている人もいれば、気づいていない人も。
 季節の治療で衛気の瀉法を行えれば対処は簡単なのですが、その診断に至るまでがちょっと癖があります。一度経験してしまうと極端なものは脈状だけで見抜けるようにもなるのですが、境界線の際どいものもあり、むやみに瀉法を行うのは危険なので証決定はやはり慎重にです。切り分けツールがなければ、診断できないものもあります。
 ふと「季節の治療がなかった頃にはどうやって対処していたんだっけ」と記憶をたどるのですが、よく思い出せません。弟子時代は標治法が先立ったので余り考えることがなかったでしょうし、こういうときに相克調整というのは鍼数が多いのでどこかであたってしまうものだったのでしょう。井穴刺絡があれば、それも良かった。そうすると、陽経からの正気論でなんとかしていたように思えますが、肺虚陽実証だったかも知れません。