虫歯でないのに激烈な歯痛は、督脈が詰まっていた

 歯槽膿漏や虫歯はレントゲンで何度か撮影してもまったくないのに、激烈な歯痛を繰り返す患者さんが来院されました。今までは原因が特定できず、神経(歯の場合は歯髄)を抜くことで対処してきたらしいのですが、それでは歯が弱ってしまい総入れ歯かインプラントしかなくなってしまいます。
 顔面は腫れていないので、やはり虫歯系統でないことは確かです。気になるのは後頸部に熱がこもっていることであり、まず本治法をしたならこの熱が下がってきたので痛みは完全でなくても自発痛レベルは回復できるのではと説明しました。
 その通りで2日後には自発痛は停止できていましたが、まだ流動食程度。治療後には後頸部の熱が一応取れたので、柔らかな食事くらいならと告げておいたなら、漬物や砂ずりのような硬さは無理でも普通に食事ができるようになっていました。
 それでも原因がわからず本日が四度目だったのですが、標治法をしていると督脈が詰まっています。押し流す奇経治療からやってみると、見事に後頸部の熱が取れました。常に督脈が詰まる傾向にあり、詰まりすぎるとこの激烈な歯痛になるというのが病理のようです。督脈が詰まるのには、全身循環からたまたま詰まるだけで理由はないでしょう。