ご祝儀相場のうちに

 昨日に石破茂が次の総理大臣へ事実上決定したのですが、経済の評論家たちからは一斉にブーイングですね。実際に円高と株安がいきなり来ていますし。
 アベノミクスが嫌いという刷り込みがあるからですが、総指揮官へ就任すれば全体バランスがあるので好き嫌いだけで舵取りはできないのであり、いきなり利上げや株取引への課税強化もできないのであり、昨夜の記者会見を聞いていても緊急課題は能登半島の豪雨被害への具体的対応でしたから、しばらく様子を見ていて構わないのではないでしょうか。
 アジア版natoを打ち出したのは、ご祝儀相場のうちにインパクトあるものを世界へ発信するということで、狙い通りだったとも思います。問題は人事がどうなっていくかですね。立候補をしていた人たちの処遇が一番気になります。