伝統鍼灸学会の点字プログラム

 「視覚障害者支援委員会」の役割分担の大きなものに、伝統鍼灸学会の展示プログラム制作があります。単純に抄録集が届いてその中のタイムテーブルを点字図書館に丸投げもできますが、デフレ脳はそういう発想をしてくれません。
 初年度はタイムテーブルの存在がギリギリまで判明しなかったので丸投げしてしまいましたが、結局は読みがわからないと確認が戻ってきたのであり、それなら自分でデータを作成してしまう方が早いのです。
 最初はPDFファイルで送られてきましたが、これが一日目が読めないデータで四苦八苦。初めてマイクロソフトストアも使ってアクロバットリーダーをダウンロードしたりも。ファイルの関連付けを戻すのにも、また四苦八苦しました。
 今年のデータは段組み形式になっていて、大ホールと小ホールのプログラムが交互に出てきますから、半分ずつ削除する作業から。メモ帳だと分けがわからなくなってしまうので、やっぱり高機能エディタでざっくり削除作業となるのでありました。
 とりあえずデータは揃えられたので、本日の午後に点訳作業です。もう二日ほど早かったなら、点字図書館への支払い作業も楽に終えられたのに。