日本企業が最高位スポンサーから全て撤退

 昨日にブリジストンがオリンピック最高位スポンサーから降りると表明し、これでトヨタ自動車とパナソニックがすでに表明しているのて日本企業はすべて最高位スポンサーから降りることになります。
 これは海外企業より利益が落ちてしんどいからというのではなく、あまりにオリンピックが商業的となりスポーツの祭典としての形が歪んだので、スポンサーを続ける意味が感じられないということからのようです。
 アスリートの努力と活躍は素晴らしいものであり、競技レベルの向上も本当に素晴らしいものです。ただ、アスリートの努力に反して商売が全面的に出てくるのはいかがなものか、そういうメッセージでしょう。
 ボクシングなど格闘技のビッグマッチはすでに地上波で放送できる金額を超えてしまい、試合数が多いのでまだボールゲームは中継されていますが、あまりに何もかも高額になるならスポーツの意味そのものまで歪んでしまいます。そういう意味なんでしょう。