肩関節の亜脱臼

 時々は遭遇している肩関節の亜脱臼ですが、うっかりして見過ごしたりすると大変です。自重により安全に整復はできるのですが、どうしても回数と時間は必要です。
 二ヶ月前から左腕の挙上がほとんどできなくなってしまったという患者さん、何気なく「右で手伝ってやると挙げられるんだけど」、この一言で亜脱臼は確信できていました。
 両肩関節を同時に把握して比較すると、左には明らかな隙間がありました。念の為に侍従での整復を試みて、挙上が改善することも確認です。夜間痛も確認しましたが、脈での不問診はできません。
 私自身が5年前に大怪我をしたとき、複雑骨折をしていなかったほうが不思議なくらいでしたが亜脱臼はしており、自分で整復をしていくのは毎日痛みで辛かった。そして改めて確認すると、左は若干突き出した状態ですね。