年末では普段は発生しないことが発生してくる、不思議な時間帯でもあります。いろいろなことがあるものです。
昨日は日曜日なのに、臨時での診療にも関わらず一日前に「どうしても予約を入れてほしい」ということで来院したのは、若い女性です。住所は半時間もあればこられるところと思っていましたが、「遠くて出かけられなかったので鍼灸を近所で受けたが治らないので」ということですから、転勤で遠くになったのかと思っていました。どれだけ重症なのかという心配もあります。
症状そのものは、プロ目線からすれば驚愕するような肩上部の痛みではなかったものの、眠れないのですから本人にとっては大変。でも、「同じだろうと鍼治療を受けたなら刺されてびっくりしたロ」と尋ねると、痛くて悲鳴を上げたといいます。しかも、一本ずつ必ず痛かったということで、二度と別のところでは治療は受けないと言い切っていました。
ていしんによる全く痛みが発生しない治療は「にき鍼灸院」の強みですが、いちいち痛い刺鍼をしている施術所があるというのは鍼灸業界全体にとってはものすごいマイナスです。自分の身体で練習すれば、痛くなく刺鍼できるように短時間でなるはずなのに…。