相互関税で世界中のニュースが踊っていますが、その影響で原油価格が暴落しています。日本人にとってはガソリン価格が下がるかもしれないので少し歓迎ムードです。
一番影響を受けているのがロシアで、ウクライナへの戦闘で経済制裁を受ける中でも収入のかなりを締めている原油が採算ラインの60ドルを遥かに割り込んで、精油すればするほど国内でも赤字をふくらませる状況に。さらにカザフスタンではサウジアラビアに匹敵する油田が開発され、ユーラシア大陸はこちらを頼ることになりそうという話も。
もう一つ、ウクライナが捕虜にした兵士の中に中国人がいたというのは、絶妙のタイミングでカードを切ってきた感じがあります。ロシアも中国も義勇兵だと言いはるでしょうが、中国軍兵士だと証拠が出てきたなら中国も世界から経済制裁を加えられることになってきます。ロシアと中国と北朝鮮、3つ一度に国が消滅すると一時的には大変ですが、その後に軍事関連の費用が減るので長い目では歓迎です。