立場を弁えての発言が大切です

 それから電話の最後に「お待ちしています」という言葉を添えていたので、「それは違う」と強く訂正させました。
 「お待ちしています」ということは、「あなたが病気になってくれたことを待っていましたよ」と発言しているのと同義であり、人が困っている状態を待っていたかのような受け止められ方がされなくもありません。
 厳しいですがそのことを患者さんの前で注意していたなら、「私も通っている医者の一つで毎回最後に『ありがとうございました』といわれるので、どうにも変な気分になる」という助言がありました。医療という分野は特殊ですから、立場を弁えての発言が大切です。

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