心の弱さから

 「最近は選経・選穴に迷いがない」と本治法が絶好調だと宣言しているのですが、ペースにはばらつきがあるとしても全員を直すことはできません。ハッキリ書いてしまうと、いつも苦痛から救えず悩み続けている予約が毎日必ずというほどあるのです。
 それでも力押しではないですが、多少の食い違いがあってもそのまま強引に治癒してしまうのが鍼灸治療のすごいところであり、怖いところです。
 それだけに一度回復のパターンにはまってしまうと途中から脱線をしてしまっているのに心で否定をしてしまうのは人間の弱い面で、今日はお二人も一ヶ月近く回り道を指せてしまい疼痛に苦しませてしまったことを反省に反省していた一日でした。
 まだ結果は出ていないのですけど、本当に単純な診察ミスです。ミスというよりも新たな変化を見ようとしていなかったのであり、先生と呼ばれる人種ほどあほな人種はいないのだと、自分のことが本当に恥ずかしいのでありました。

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