邪論では類推が明確になります

 前回は腰痛が主訴で来院された患者さんなのですけど、もちろん治療により腰痛は軽減しているのですが今日は肩こりの方を先に治療してほしいということです。
 「精神的にいろいろと思うところもあって」ということまでは話してくれましたが、それ以上はなかったので話したくないのだろうとこちら側で診察を進め、邪論の腎病で証決定をしました。
 「どうして腎病という選択になったのですか」と副院長からの質問に、「腎は恐れ驚きによって破られるから」と答えたのですけど、その瞬間に患者さんの方から「その通りなんですよ」という反応が。邪論というのはこういう癲で類推が明確になります。

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