病院の対応で残念だったこと

 前エントリーの続きのような話ですが、股関節が痛くて来院された高齢のご婦人が股関節の痛みは消失してよかったのですけど、家へ入るときに歩行器をいつも両手で片付けるのを片手でやったなら今度は肩関節が痛くなってしまいました。
 この肩関節の痛みも一度の治療で半分程度となり鍼灸治療としての経過はよかったのですが、数日後に肘が痛むということですから副院長に部屋まで様子を見に行ってもらうと、前腕がものすごく腫れ上がっています。
 この状態は肩関節から来たものではなく何かに感染しているようなので、ちょうど検査の予約がありこれから病院へ出かけるということなので、状態を説明して抗生物質の点滴を受けてきた方がいいと説明しました。ところが病院は、予定されていた検査をしただけで前腕が晴れ上がっていることについては何もしてくれなかったということです。
 さらに数日経過すると上肢や首に無数の反転が出ており、細菌感染でも重傷だとわかります。ケアマネージャーに同行してもらい診察を受けると重症のヘルペスということで、毎日点滴が必要ということで現在も入院中です。一度目の検査の段階で何か対処をしてくれれば、こんなことにはならなかったのにという残念な出来事です。

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