かかとの強い痛みですが2

 前エントリーの続きですが、かかとの場合は部位が細かくまでは特定できませんし瀉法鍼もピンポイントで当てられず、治療としては一般的なことしかできないのですけど、それでも亀裂骨折だとわかっていれば深く追求できます。
 どうして治療法は変わらないのに亀裂骨折だと診断するのかといえば、たとえば風向きによって東からの方が安全になったり西の方が安全だったり、季節的に北からの方がよかったりと変わる山があったとして、結局は山頂まで到達できれば登山は成功しているのでありいかに安全で早い登山道を見極めるかが重要であるのと同じことで、安全に早く治るための方法がわかるからです。痛むと訴えられる箇所へ四診や低周波を当てるだけの対処療法とは、やっていることが根本的に違うのです。
 

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