感電をしてしまってから上半身の感覚がおかしいという患者さん、昨日の治療中に劇的な変化で上肢の感覚が戻ってきたことを書きました。
まるで鎧を脱がせてもらったような感じ」とのことで、あまりの変化に喜んだもののここは自重をして帰宅後は一日おとなしくしていたそうです。
今朝の治療時点では上肢はまた冷たくなっていたものの自覚的に冷たい感じはなく、握力も十分に出ており感覚もすっかり元通りとのことでした。
治療は同じく腎経をターゲットに、数脈と不整脈がまだ若干あったので左胃経の陥谷へ衛気の手法を行うと、すぐ手足が温かくなってきました。
労災認定されているということですから領収書を提出してもらい、わずかの回数ですから手続きがややこしいなら個人負担しても惜しくない程度ですけど、「こういう治療法もある」ということを伝えてほしいとお願いしておきました。