置鍼をしていてもそのまま歩ける?

 過去に全くベッドからの転落事故がなかったかといえば、実は何度かあります。熟睡されていて、電話がなった音にびっくりして飛び起きそのまま転落されています。
 一番肝を冷やしたのはまだ毫鍼を使っていて置鍼もしていた時代、臀部にはそれなりの深さで置鍼をしていましたからこのおばあさんが転落しただけでなくうろうろ歩いてくれますから、こちらの心臓が痛くなりそうでした。
 それで本人は置鍼されていることさえ忘れてしまっているのであり、ベッドへ戻って寝直してもらい置鍼を抜いている頃から痛みを少し感じるのでありました。

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