昨日は時邪がまだ「初の季」のままで大敦と竅陰を使った方がよかったというか、そちらでしか反応が出てくれなかったのですけど、本日になると暖かさも戻って少衝と少沢での反応に見事に変わっていました。
やはり季節の邪というものがしっかり影響しているのであり、どうしてこのようなことに三十年も気付かなかったというか無視しても平気だったのだろうという感じです。
無視して平気だったのではなく常に季節の影響は受けていることを認識はしていたのですけど、その影響を排除しようという発想がなかったのです。それでもまだ脈を読み切ることは難しいのであり、すべての患者さんが思ったとおりすいすい直せないのでもあります。