一日休息して瀉法鍼を行ってもらっての仕事ですから、どれくらいの痛みがあってどのようになるのか実は楽観的に予測していたのですけど、結果は見事に激痛が走って苦戦しています。
まず落とし穴だったのが脈診時に左腕が伸ばせないことで、20度くらいまでは挙上ができるのでそのまま手を伸ばせばいいだろうと思っていたのですけどその前に患者さんの手をこちら側へ持ってこなければならない、その動作に角度が必要であり力も必要で左手だけではとてもできません。まず右手で患者さんの右手を体幹の上へ持ってきて、そこから脈診せざるを得ません。
次に参ったのが証決定のために経穴を探ろうと左手を少し伸ばしただけで鋭い痛みが走ります。これは患者さんの下肢側へ移動して左手はなるべく伸ばさず、脈診をしている右手を伸ばすことで対処することになりました。(続く)