上腕骨が亀裂骨折10

 左腕が不完全どころか手負いの状態なのに、午前中の18人に続いて午後も14人ですから本日の合計は32人になりました。普通の鍼灸院なら考えられない数字のところへ、この状態でこなせた数字には我ながらびっくりです。
 しかも、夕方からは最近では珍しく飛び飛びの予約だったので患者さんとしゃべりまくる時間があり、「そんな骨折をしている腕がどうして動く?」と素人さんなら当然の疑問に頭をひねられていました。私も素人だったならそれは信じられないことですし、まともに仕事をしてくれているのかという不安もあるでしょう。
 骨折も平気で治療ができるのは血が強引に動かせる瀉法鍼という特殊アイテムが存在しているためであり、市販品にはしたいのですけどまだ歩留まりが悪いので一般には流通されていない「にき鍼灸院」を経由しないと手にできないアイテムがあるからです。普通のサラリーマンだったなら半月くらいは休養させてもらっているところであり、普通の鍼灸師でも一週間はベッドサイドに立てないだろうところを不可能を可能にしてくれているアイテムがあってのことです。

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