ふたを開いてみれば、びっくりの事実

 昨日の伝統鍼灸学会の小委員会、私が入ったばかりは講演と称して少しは勉強の話はあったものの、ほぼ宴会のために集まっているようなものでしたが、やっと研修会の垣根を越えて実技交流が本格的に始まりました。
 ふたを開いてみれば「片方刺し」というのは福島弘道先生を中心に集団指導の中から確立されたものだと思っていたのですけど、実は理系の先生がいて経絡のバランスを調整するなら片方刺しの方がいいと言われたのに、取り合わなかったので袂を割ってしまうことになったそうです。その後に「やっぱり試そうか」ということで、片方刺しが採用されたのだとか。
 いやはや、万有引力はリンゴが落ちるのを見て思いついたなんてのは嘘話だとわかっていますけど、鍼灸の学術で最近でも同じようなことをしていたなんて・・・。

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