左膝の痛む患者さんなのですけど、元々の古傷が昨年秋から悪化しているのに仕事を理由にあまり来院されず、二ヶ月ぶりに先週来院されたなら自発痛で相当に歩きにくそうです。
かなり古株の方でわがままが通ると思っているというか、いわゆる「やり手」のおばちゃんなので口八丁手八丁ながら、年齢や通院歴を指摘されて痛みが回復するまではしばらくまじめに通院という話になっての本日でした。
ここまでの話は前振りで、いつの間にか半月板損傷を起こしている様子なので痛みがすぐに回復しそうにありませんから、一度仮の終了をして奇経を判定します。膝ですからすぐ思いつくのは衝脈ですけど、二経パターンの公孫なら反応はあるものの正経と同じ太白の後ろ一寸の公孫にはあまり反応がなく、肩井の緩み方も督脈と同じ程度ですから痛みの改善が不十分です。
肩井の緩みが顕著なのは任脉ですが、「どうして」です。けれど衝脈でだめなのですから試してみるとビンゴの結果に。奇形は流注を基準にまず考えるのが早道ですが、病態に尋ねる方はもっと大切という経験をまたしてしまいました。10円玉での自宅補助の結果、報告が楽しみです。