患者さんの訴えは、どこまで聞く?

 患者さんへ問診をする時、特に初診では話をしっかり聞いてあげねばなりません。病院ではまともに問診されず、人間不信になっている患者さんも多いものです。
 ところが患者さんの訴えは必ずしも正しいとは限りません。大げさな患者さん、遠慮して他の愁訴は申告しない患者さん、虚偽の申告をする患者さんetc。特にここ関西では、ズケズケ根性の強者おばちゃんもいますし。
 午前中の患者さんは医者からもらった薬の副作用に「半身麻痺が発生するかも知れない」と書いてあったそうですが、それは怪しいですよね。その話をそっくり院長に伝えてくる助手。
 いつも「情報はねじ曲げてはいけないが、情報は整理しなさい」と繰り返しているのに、これでは言葉に振り回されて本当の治療にはたどり着けません。

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