超大型線が離礁できたそうですが

スエズ運河で座礁してしまった超大型コンテナ船、回復の目処が立たないと言われていたのですけどタグボートの大量投与とコンテナを一部おろしたことに加えて大潮の時期となり、無事に離礁して動かせたそうです。
数年前に同じ規模の超大型船がドイツで座礁したときも、大潮の時期になっていたことが幸いして数日で回復できたそうですけど、大潮に当たっていなければどうなっていたでしょうか?まだ相当に時間がかかったのでしょう。
荷物の輸送にはコンテナ船が一番エネルギー効率も費用もコストパフォーマンスが高いのだそうですが、グローバル輸送にはリスク回避というパラメーターもあり今後は超大型線からもう少しサイズダウンした船に移行していかねばならないのでしょうか。それにしても船主が今治市のファミリー企業という変な形、わかってきたなら運行会社とマネージメント会社がまた別々ということで責任を分散しているのでしょうけど、船主が一番小さいとはねぇ。
でもでも、世界の流通が元通りになるにはまだ数週間掛かりそうです。原油の高騰が起きなかったことだけは、ラッキーでした。
それとスエズ運河の運行再開はできたので原油の高値も落ち着きそうなのですけど、物流全体が正常に戻るには数週間かかるとのことです。