感染抑制には「うがい」「手洗い」が大前提なのに

マンボウ(蔓延防止処置)が東京・京都・沖縄でも追加発令されるということで、夜の会議で正式にとはなんとも形式的な手順が必要で法律とは面倒くさいものです。
とはいえ、国民に我慢をお願いしている役所で次々と送別会が開かれていたことがばれてしまい、そして新型コロナの感染が発見されるということでますます会食が悪者にされ飲食店が標的にされてしまっています。一体何なんだ、この国のお粗末な対策は!?
一年前のウィルスのことが何もわかっていなかった段階では飛沫感染を防ぐために大人数での会食は避けるべきだったでしょうし、今でもドンチャン騒ぎは危ないと思いますけど、空気を循環させて座席の距離もしっかりとれば決して会食が観戦の大部分になるとは思えません。むしろ道路沿いの牛丼店で一人での食事がほとんどのお店まで営業を短縮させる方が、かえって行き場をなくさせ隠れての宴会を開かせる要因になってしまうのではないでしょうか。
それより「うがい」「手洗い」の徹底が忘れられていること、これをしつこく繰り返すのがまず感染抑制の大前提でしょう。うちの家族でさえ手洗いをしなくなっているのであり、患者さんに聞いても一年前とは明らかに徹底ぶりが違っています。情報発信の一元化も、どうして一年も経過しているのにできないのでしょうね。