こういうのを「仕事が円熟期に入った」というのでしょうか

首から肩上部から上腕にかけて、チリチリするような自発痛があり動作で悪化するという患者さん、半年前には同じような症状があったのですけど知り合いからマッサージを受けたなら激痛になってしまいどうにもならないということで治療をしていました。
半年前の治療についてカルテを見ないとこちらは思い出さなかったのですけど、向こうは痛みに苦しんだのですから鮮明に覚えられていて今回はマッサージは試さずすぐ来院されました。一度目は首に熱がこもっていたのでこれを取るだけであり、二度目は少し軽くなった程度であまり変化がないと言われていました。
二度目の最後に首の矯正を加えることで三度目の本日はほとんどの痛みから解放されていました。それでも矯正のあくる日は一日首が相当に重たかったということです。「中学生や高校生のようには年齢的に治らないですね」には苦笑いなのですけど、私も含めて実際にそうです。
けれど仕事面についてはここまで来ると自分が現役の時間帯だけはなんとか経済的に持ちこたえられそうという手応えになってきており、「余裕さえ求めなければ苦しいという感じはしなくなったよね」とお互いに納得しているのでありました。こういうのを「仕事が円熟期に入った」というのでしょうか。