手法について、また余計なところで労力を使わねばならないのかも

ここでこんな不安というか愚痴というか本部批判を書いても仕方ないのですけど、「どうしてそんな方向にしか向かないかなぁ」というのがここ数年間の手法に関することです。
やっと「陰陽調和の手法」なる大混乱の原因になった理論だけで実際は絶対に不可能な手ものは撤回されたのですけど、「補法」といってもこれは今までやってきた衛気の補法と何ら変わりがないのに変なものを付け加えて肝心なところを落としてしまうかなぁです。
気功法の応用でイメージを手法へ入る前に強く念ずることそれ自体はいいのですけど、具体的な手の動かし方が抜けてしまっています。しかも、あの文章ではとてもとても長い手法になること間違いなしであり、抜鍼のタイミングというところに何ら考慮がありません。あれだけ議論の対象になった流注に対する表記もなくなっていますし、押し手・刺し手の重さについても表記が抜けてしまっています。そして何より、どうやって手法の良否を確認するのかが提示されておらず、それでは漢方鍼医会発足時まで逆戻りなんですけど…。
またまた余計なところで労力を使わねばならないのかと思うと、気が滅入ってきてしまいます。