またまた確信をした話

これは昨日に書き込んでおきたかった患者さんからの話です。
若い頃に手術を受けてから体調不良が続き、その頃から鍼灸治療を定期的に受けるようになって健康をなんとか保ってきたのだが、掛かりつけの先生が高齢となり閉院されてしまったので数ヶ月治療から遠ざかったならやはりバランスが崩れてきたのでと、定期メンテナンスを求めて来院されました。
すると「痛くない鍼治療というものがこの世にあるのですか?」と、非常にびっくりされます。今まで治療をしてもらってきた先生には感謝しかないのですけど、刺鍼で痛みがあったらしく毎回緊張もしていたということです。
昨日の治療が三度目だったのですけど、体調も戻っただけでなく以前より好調だということであり、それよりも治療そのものが楽しみになったということでした。鍼治療は受けたいが針金を身体へ突き刺してほしいわけではない」と患者さんは思っているのだからと研修会で繰り返してきました。
通院が楽しみにしてもらえる治療を行うことこそ、次の時代の鍼灸院のあり方だとまたまた革新した話でした。