風邪の治療はやっぱり面白いです

「やっぱり」という感じで、そろそろ風邪症状が治りきらないからという患者さんが来院されるようになりました。花粉症と区別もつけづらいので昨年もこの時期には来院されていたのですけど、風邪の治療はやっぱり面白いです。
患者さん曰く「もし陽性反応が出てしまったなら周囲を巻き込んで生活が無茶苦茶になってしまうから」ということで、念の為のPCRは受けていないとのことです。会社員や公務員でなければ、まして主婦で発熱もなければ受ける必要はないと私も思います。
というよりも「この程度の症状なら黙って数日おとなしくして周囲に気づかれていなければ」というケースも、相当数になっていると思われます。デルタのときには現役世代が突然悪化して死亡するケースもあったのでやせ我慢は危険でしたけど、オミクロンのインフルエンザとほぼ変わらない状態なら私の家族だったならすぐ治療をして表には出さないですからね。