全体像が見えなくなってしまいましたが、一つだけ言えること

ウクライナでの戦闘が始まってから一ヶ月半、首都のキーフ周辺からはロシア軍が撤退したもののここへ来て情勢が全く見えなくなってしまいました。今まではニュースを見比べていくと全体像が掴めたのですけど、フェイクもぼかしも暴露も、どれも信頼性があるようなないようなです。
一度撤退したなら再びの出兵を嫌がるのではないか、東南部を奪還するには補給路を寸断するのが賢明だがドローンはどうなっているのか、経済制裁は本当に効果が上がっているのかなどなど、複数方面からの分析が出てくるのでわけがわからないのです。
けれど一つだけ言えることは、ロシア軍が撤退した都市で行われていた残虐行為が事実であること。昔から戦場に巻き込まれた一般市民に犠牲が出てしまうことは変わりがないものの、最初から民間人を虐殺する意図があったこと見え見えの状態には世界中が激怒しました。もしも今すぐに完全停戦があったとしても、もうどこの国もロシアを信頼しないでしょうし今後に取引をしたいとも思わないでしょう、できる限り早く何もかもから手を引きたいと考えます。ロシアという国の存在そのものを認めないフェーズに入ってしまいました。