患者さんのニーズと大きく乖離していることについて

前エントリーの続きとなりますが、枠組みを一度リセットしてしまうのに最も効果的な方法は、経絡や気に関する発見をしてそれをマスコミベースに載せられればという手があります。
鍼灸という医療技術に注目が集められれば、それも刺さらない鍼でも治療ができるという事実が知れ渡れば世間からの期待は一気に膨らむのであり、鍼灸業界内部も動かざるを得なくなります。特に若い人たちが興味を持ってくれれば、逆転特大ホームランになります。
少しずつ刺さらない鍼・ていしんでの治療というキーワードは浸透しつつあるものの、学生に届いていない・研修会へ参加しようとしてこない長年の壁があります。そして開業をしたいという願望を持っている人が極端に少なくなっていること、患者さんのニーズと大きく乖離しているのも先輩鍼灸師として悩ましいところです。